| コメッセ探偵団活動:『直江津高校』 |
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| コメッセ探偵団 - コメッセ探偵団活動 |
| 2008年10月28日(火曜日) 09:43 |
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質問に応えてくれる三浦先生。
質問.ウルチ米に比べ、モチ米は育てにくいのでしょうか? ●育てにくいということはありません。●ただしモチ米にウルチ米の花粉がつくとウルチ米になってしまうので、 モチ米に早稲を使うなど、ウルチ米と熟期を変える工夫を行っています。 また収穫したモチ米の粒がウルチ米と区別がつくように、 もみに紫色の「ふ先色」がつく品種を使っています。
質問.モチ米は、どのような性質を求めて、品種改良されてきたのでしょうか? ●ウルチ米と比べると収量の割合がわずかなため、品種改良のあゆみはウルチ米より遅いです。●まず、収量性や耐病性などに優れるなどの、つくりやすさです。 またモチ米は発芽活性が高く穂に付いたまま発芽してしまうことがあるので、 穂発芽しにくいものです。 最近になって、食味と玄米の白度も求められるようになりました。 ●モチ米は、米菓子の原料に使われる場合が多いです。 米菓は餅を薄い板状にしてかためてから焼くので、 モチをついてからかたまりやすい(硬化性が高い)モチ米が使われます。 アミロペクチンの枝分かれ密度が高いものほど、硬化性が高いです。
質問.モチ米やうるち米の、食用以外の用途があれば知りたいのですが。 ●一般には、ご飯,米菓,酒,みそしょう油など、食用が圧倒的に多いです。●取り組みが始まっているのは、家畜の飼料米、バイオエタノール、 バイオプラスチック(トレーやゴミ袋の材料)などです。
…(お話の中に、こんな話題もありました) 三浦先生が研究されている品種に、日本のカレーにあう米があるそうです。 日本のカレーは、日本の粘りのある米にあうように、とろみのあるルウが使われています。 このルウに合うように「表面はかたく粘り気はない(ルウをかけてもベチョベチョにならない)が、 中は軟らかくルウが浸透しやすい」米だそうです。
質問.遺伝子組み換えのモチ米は、あるのですか? ●日本にはありません。国内の遺伝子組換え農産物は、まだ実験の段階です。
質問.ウルチ米のほうが、モチ米より米粒がかたいと感じたのですが? ●米粒のかたさは、収穫した米を乾燥させる時の程度の違いが大きいです。他にも「アミロペクチンのみからなるモチ米は、アミロースを含むウルチ米より、 消化ははやいはずだ」との説明もいただき、私達の研究結果と一致していてうれしかったです。 最後になぜモチ米はご飯になれないのでしょうかと伺うと、 「モチ米を毎日食べ続けると飽きてしまうでしょう。米はおかずとともに食べるもので、 どんなおかずにもあうのがウルチ米です。ウルチ米に合わせて日本の食文化も進んできました。」という 返答がありました。
直江津高校のみなさん、おつかれさまでした!
コメッセ探偵団の発表は11月9日、科学イベント「コメッセ2008」で発表します。 研究内容に興味のある方は、ぜひ足を運んでみて下さい。 本日の取材先: 中央農業総合研究センター北陸研究センター http://narc.naro.affrc.go.jp/inada/
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